ラティ「んんwwwりゅうせいぐんですぞwww」 フライゴン「・・・」
- 2020.04.14
- SS
フライゴン「たすきっ!!」ババン!!
フライゴン「そしてこちらもりゅうせいぐん!!」
キラーン・・・バシューバシューン
ラティオス「くっ・・・んんwwwwいい乱数を引きましたなwww乱1で耐えましたぞwwww」
フラゴン「チッチッチッ・・・甘いぜおっさん」
フライゴン「フェイント!!」
シューンパチン
ラテイオス「ペヤッwwww」
ワーワー ヒューヒュー
ラティオス「馬鹿な・・・ヤーティ神の加護を得た我がなぜ・・・」
フライゴン「どしたぁ?・・・なぁ、笑えよ。いつもみたいにっな。」
ラティオス「・・・調子に乗るのも今のうちですな・・・所詮我などHC特化のテンプレ・・・」
ラティオス「だがこれからの相手は"耐久調整"を施しておりますな・・・貴様程度の攻撃・・・確定2発ですぞ・・・」
ラティオス「楽しみですなぁwwww貴殿の顔が敗北の色で真っ青に染まるのがwww・・・」グフゥ
フライゴン「俺は勝ち残らねばならない・・・たとえ何があっても・・」
時を同じくして別の会場
おいやべぇよ さっきからあいつの攻撃がまったく当たってねぇ!!
オノノクス「ぜいぜい・・・なぜだ・・・かたやぶりな俺の攻撃が・・・なぜ・・・」
ガブリアス「カーッスカッスなんなんカスかぁ?お前の攻撃はwwwハエが止まったようカッス」
ガブリアス「では・・・今度はこちらから行くカッス!!ダブルチョップ!!」
オノノクス「ブフォオオオ!!・・・まだまだぁ!!げきりん!!!!」
あぁっと攻撃が外れたー!!
カブリアス「カーッスッスwww脳筋がぁ・・・トドメカッス!!」
おおー スゲーなおい! キャーガブリアスさまぁ!!
ガブリアス「ふん・・・剣の舞をするまでもなかったカッス・・・さて、次の相手は・・・」
ガブリアス「これは・・・偶然とは恐ろしいでカッスなぁ」ニンマリ
フライゴン「はぁ・・・はぁ・・・グフゥ・・・」
フライゴン「流石は準伝のタイプ一致威力140だ・・・襷が無かったら即死だった・・・」
フライゴン「だが・・・終われない・・・俺が死んだら・・・あいつらが・・・」
ワーワー パチパチパチ
赤コーナー!フライゴン選手!!
フライゴン「ふっ・・・」
ワーワー ピュー
続きまして、青コーナー!ガブリアス選手!!
ガブリアス「カーッスッスッス久しぶりカスなぁフライゴミくぅんwww」
フライゴン「くっ・・・」
ざわざわ・・・ え?なに? 知り合い?
ガブリアス「昔は同じじめん・ドラゴンタイプ通しお互い修行に励んだカッス・・・」
ガブリアス「そして今では俺は厨ポケの名を欲しいがまま・・・対してお前は・・・」
ガブリアス「何の役割も持てない完全下位互換のゴミポケカッスwww」
フライゴン「ぐぅっ・・・」
ガブリアス「カーッスッスッス」
カーン
ガブリアス「先手は貰った!!食らえすなあらし!!」
ザザー
おおっと!!ガブリアス選手!天候をすなあらしに変えたぁ!!
ガブリアス「龍は太古より天候を操ると言われているカッス、貴様も龍の端くれなら当然知ってるでカッスなぁwww」
けどこれあんま意味なくね? 同じ地面タイプだからダメージ食らわないもんな
フライゴン「その通りだ!!舐めるのもたいがいにしろ!!喰らえ!!りゅせいぐん!!」
・・・しかし攻撃は外れたぁ!!
フライゴン「!?」
ガブリアス「カーッスッスッス」
ガブリアス「昔のよしみで教えてやるカッス。俺の特性は"すながくれ"!!すなあらしが晴れない限り・・・貴様の攻撃は通用しないカッスwww」
ガブリアス「さらに絶望の渦に叩き込んでやるでカッス!!見よ!!我が妙技かげぶんしん!!」
サッサッサッサッサササササ
キュキュキュキューン ガブリアスの回避率が上がった
フライゴン「くっ・・・りゅうせいぐん!!」
しかし攻撃は外れたぁ!!
ガブリアス「カーッスッスッス」
ガブリアス「お前が我々龍の天敵、エアームドに対抗できるかもしれないと買ってきただいもんじの技マシン」
ガブリアス「あれ盗んだの俺でカッス」
フライゴン「!?」
ガブリアス「おかげでいい役割持てたでカッスwwwもっとも、今の俺にはそんなもの必要ないでカッスがなぁ!!」
フライゴン「・・・それを聞いて安心した・・・」
ガブリアス「・・・あぁ?なぁにを言ってるでカッスかぁ?お前?勝ち目無いの分からないの?ほら?また舞っちゃうよ?」
サササササー
フライゴン「確かに俺の攻撃はもう当たらないかもしれない・・・そして俺はお前の劣化かもしれない・・・だが?お前、忘れてないか?」
フライゴン「俺とお前、その決定的な差別化の方法を・・・」
ガブリアス「・・・そんな・・・いやまさか!?」
フライゴン「・・・どうした?ガブリアス・・・声。裏返ってるぞ?」
ガブリアス「・・・どこまでも愚かでカッスねぇ・・・そんなにやりたきゃ好きにするカッス!!」
ガブリアス(馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な)
フライゴン「なら・・・喰らいなぁ!!じわれ」
ガブリアス(当たるわけない当たるわけない当たるわけない当たるわけない当たるわけない当たるわけない)
・・・しかし攻撃は外れたぁ!!
フライゴン「・・・」
ガブリアス「・・・・カーッスッスッスッスッス!!」
ガブリアス「とんだお笑いものカッス!!あんなに啖呵切ったのにこの結果・・・ここまでかわいそうじゃなきゃ笑ってるカッス!!」
フライゴン「・・・」
ガブリアス「俺に喧嘩を売ったことを後悔するでカッス!!これで終わりだぁ!!ダブルチョップ!!」
・・・
・・・
・・・
しかし攻撃は外れたぁ!!
ガブリアス「・・・へぇ?」
フライゴン「・・・俺の・・・番だな・・」
ガブリアス「・・・そうだ!!引き分けにしよう!!なぁ!そうしよう!!何も争そうことないカッス!!ともに修行した仲カッス・・・同じタイプ仲間カッス!!」
フライゴン「すぅ・・・」
ガブリアス「なぁ・・・お願いでカッス・・・負けるのは嫌でカッスぅ・・・一生のお願い・・・もうイジメないから・・・」
フライゴン「・・・じわれ!!」
ゴロゴロゴロ
ガブリアス「ヒィィ!!」
ピシッ・・・ピシッ
ガブリアス「来るな・・・来るな!!」バタバタ
ガブリアス「くそっ!!何が鋼に抜群でカッスか!!龍なのに飛べなきゃ・・・飛べなきゃかっこ悪いでカッス」バタバタ
ピシっ・・・ピシピシッ
ガブリアス「イヤあああああああああああああああああああああああああああああ」
ズゥン
ウォオオオオオオオオ キャーキャー
フライゴン「・・・」
ガブリアス「・・・運がよかったでカッスなぁ・・・たまたま光の粉を持ってない日に試合があって・・・たまたまダブルチョップが外れて・・・」
ガブリアス「所詮貴様の勝利は運でカッス・・・本当の勝利じゃ・・・」
フライゴン「悪いな・・・今回の俺の持ち物・・・」
フライゴン「お前から盗んだ光の粉なんだ。」
ガブリアス「・・・・はぁ!?」
ガブリアス「この卑怯者!!そこまでして勝ちいたいでカッスかぁ!!この・・・卑怯者!!」
フライゴン「ああ、卑怯もらっきょうも大好物さ。勝ててとても気分がいい。」
ガブリアス「審判!!聞いたでカッスか!!こいつはクズでカッス!!俺の不戦勝でカッス!!・・・俺の勝ちカッス!!」バタバタ
こら暴れないで 君!救急車呼んで!早く!!
フライゴン「・・・勝たなきゃいけないんだ・・・俺は・・・どうしても奴に・・・」
フライゴン「?なんだ審判?」
事情により第二試合終了後即座に決勝をはじめることになりましたが・・・よろしいですか?
フライゴン「・・・ああ、いつでもかまわない。」
では只今第二試合が始まりました・・・
おおーっとここで試合終了!!
フライゴン「・・・意外と早かったな・・・」
ではこれより決勝を行います!!赤コーナーフライゴン選手!!
フライゴン「この日をどれだけ待ちわびたか」
続きまして
フライゴン「俺は奴の・・・カイリューの敵を取るためにきた・・・」
青コーナー
フライゴン「さぁ・・・かかってこい!!ボーマンダ!!」
カイリュー選手!!
フライゴン「!?」
フライゴン「な、お前どうしたんだ・・・どれに・・・ボーマンダは?」
カイリュー「ああ、これ?」
ボーマンダ「・・・・」ピクピク
カイリュー「さっきまでは元気だったんだ。ボーマンダ君たら自信過剰でさ。やたら煽ってくるの。」
カイリュー「それであまりにもうるさいから・・・潰しちゃった。プチっと。」
フライゴン「・・・あのボーマンダをか?・・・俺たち二人係でもドラゴンクローでやられたあのボーマンダを?」
カイリュー「・・・君もウザいね・・・そうやってまだ僕が弱いって決め付ける。」
カイリュー「だから見せてあげるよ。僕の・・・最高の力を!!」
それでは、試合開始!!
カイリュー「・・・?名にそれ?遅いよ。」シューン
フライゴン「!?ど、どこだ!!」
カイリュー「こーこ。」シューン
フライゴン「ハッ!!」
パシーンパシーンパシーン
フライゴン「がぁあああああああああ」ドザアアアアア
ヒュウン
カイリュー「ハハハハふゆうの君が地面に這い蹲ってる。面白いなぁ」
カイリュー「フフフどうだい今の気分は?」
カイリュー「きっとものすごく悔しいはずだよ。フライゴン君、いっつも早く動けること自慢してたもん。」
カイリュー「でもね。」
カイリュー「所詮君程度に僕らが負けるはずなかったんだ!!」
カイリュー「なぜなら僕らは愛されてる!!神様に!!」
カイリュー「他の愚鈍なポケモン達とは一線をなし常に頂点に立つ究極の生命体!!」
カイリュー「それが僕たち"600属"なんだ!!!!!!」
カイリュー「でも、ママはいつも言ってた。『私たちは600属だから。いつかきっと救われる』って。でも、病気になって死んじゃった。」
カイリュー「パパはいつも言ってた。『俺たちは600属なんだ。いつかきっと見返せる』って。でも、首をくくって死んじゃった。」
カイリュー「僕もずっと信じてた。『僕は600属なんだ。いつかきっと誰にも負けないくら強くなる』って。そう、それが叶ったんだ!!」
カイリュー「だから僕は強くなった!!だから。何をしたっていいんだ!!!!!!」
カイリュー「だって。600属なんだから!!!!!!!!!!あはっあははっはははははっはははっはははっははははっは」
カイリュー「・・・?仲間はずれにしないでよ。君も復讐をするために来たんでしょ?それを忘れないでよ。」
カイリュー「さっきの試合見たよ。ひどかったねぇ・・・普通一撃技なんて使う?もっと他に方法があったでしょ?」
カイリュー「間違いなくガブリアス君は再起不能だよ。地面タイプがトラウマになってるね・・・そこまでするなんて。フライゴン君は鬼じゃないの?」クスクス
フライゴン「・・・」
フライゴン「ああ、鬼だよ。復讐に魂を売った。それ以外なにもない鬼だ。」
カイリュー「ワーオ。怖いこと言うね。」
カイリュー「そっか。もう。君の中に僕は居ないんだね。・・・なら・・・かかっておいでよ!!」
フライゴン「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおりゅうせいぐん」
キラーン・・・バシュンバシュンバシューン
カイリュー「う、うわーーーーーー」ズドドドドドドドーン
フライゴン「はぁはぁ・・・」
フライゴン「やったか?」
フライゴン「馬鹿な!?俺のりゅうせいぐんはラティオスを乱数で落とす威力だぞ!?それなのになぜ!!??!」
カイリュー「だからさぁ・・・いつまで弱い僕だと思ってるの!?」シューン
カイリュー「僕は!」
パシーン
フライゴン「グッ」
カイリュー「600属!」
パシーン
フライゴン「ガッ」
カイリュー「なんだぞ!!」
パシーーン
フライゴン「があああああっ」ドガーン
パラパラ
カイリュー「どうだい?これが600属さ・・・」
カイリュー「あらゆる攻撃を半分のダメージに抑える龍の鱗。」
カイリュー「今までの"しんそく"が究極の剣ならこれは究極の盾。」
カイリュー「僕はこれを"マルチスケイル"と呼んでいる。」
カイリュー「他の種には超えられない壁。それが600属なのさ!!」
フライゴン「はぁ・・・はぁ・・・」
カイリュー「もうやめときなよ・・・目、ろくに見えてないんでしょ?」
フライゴン「約束したんだ・・・あいつと・・・」
カイリュー「へーその"あの時のカイリュー"ってのに?なんだい?言ってごらんよ。」
フライゴン「・・・最強に・・・なるってな。」
カイリュー「もう。いいや。飽きちゃったし。それにこれから色々やらなきゃだからね。」
カイリュー「・・・じゃっバイバイ・・・!?」
キラーン・・・バシュンバシュンバシューン
カイリュー「がああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ」
フライゴン「・・・今のは・・・効いたろ?」
カイリュー「きぃさぁまぁあああああああああああああああああああ」シューン
フライゴン「後・・・一撃ってところか・・・」
カイリュー「しぃいいいいいいいいいいいいいいねぇええええええええええええええええええ」シューン
フライゴン「・・・・」シューン
カイリュー「!?・・・馬鹿な!?この技は!!?!?!?!!?」
フライゴン「・・・フェイン・・・ト」
パチン
カイリュー『わーーーはやーーい』
フライゴン『へへっ優先度2だからな!!』
カイリュー『いいなぁ・・・ねぇ、僕にも教えてよ!』
フライゴン『無理だな!!これは俺が最強になるための切り札だから!!』
カイリュー『そんなー』
フライゴン『でも。』
カイリュー『?』
フライゴン『俺が最強になったら教えてやってもいいぜ!!・・・無理かもしれないけど』
カイリュー『そんなことないよ!!僕信じてる!!』
フライゴン『!!本当か!!・・・へへっそれじゃ特別にもう一回!!』しゅーん
カイリュー(いいなぁ・・・)
ぱちん
カイリュー(僕もあんなふうにできたら・・・)
ワーワー キャー ピューピュー
フライゴン(こうして俺は最強になった)
おめでとー サインちょーだーい! 僕ずっとファンでしたー
フライゴン(なにもかもすべて捨ててまで望んで手に入れはず・・・なのに)
おいそっちどうだ? ダメだミンチよりひでえよこりゃ まったく恐ろしいよな
フライゴン(なぜかこんなもの・・・捨て去りたくなってしまった。)
終わり
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