シゲル(25)「サwwトwwシくwwん今仕事何してんのww?」

  • 2020.04.04
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シゲル(25)「サwwトwwシくwwん今仕事何してんのww?」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 21:24:26.51 ID:RBNVD0H10

シゲル「僕はwwwオーキド博士の助手やってるんだよwww」

シゲル「サwwトwwシくんはバッジもたくさん持ってるし凄い仕事なんだろうなwww」

シゲル「ねぇwww教えてよwwww」

サトシ「今はバトルフロンティアでタワータイクーンやってるぜ!」

シゲル「」

5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 21:28:14.38 ID:35pTKLlA0
サトシ「シゲルってセキエイリーグ何位だっけ?」

シゲル「……」

サトシ「あー32位か!偉そうな事言ってた割にモブに負けたんだったな!ごめんごめん!」

シゲル「くっ…」

サトシ「で、ジョウトリーグでは俺のカビゴンとリザードンで5縦して16位か」

シゲル「……」

サトシ「お前の最初のポケモンリザードンの地球投げ一発で沈んだもんなぁ」

シゲル「うぅ…」

サトシ「で、トレーナーの才能が無いからって『研究者になりたい』って言い訳して辞めたんだよな?」

シゲル「うわああああああああああ」

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 21:29:25.31 ID:RBNVD0H10
シゲル「じょ、冗談は無しだぜ…wwサトシくん…」

サトシ「本当だって。エニシダさんに誘われてさ」

サトシ「2年前からやってるんだぜ」

シゲル「ば、バトルタワーには最強のタワータイクーンのリラさんがいるはずだろ…」

サトシ「ああ、リラなら」

???「サトシくん何してるの?」

シゲル「あ、あんたは…」

リラ「迎えに来たよ!」

サトシ「おう、ありがとう」

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 21:34:35.80 ID:RBNVD0H10
シゲル「えっ!えっ!どういうことなんだサトシくん…」

サトシ「あれ?言ってなかったけ?実は俺たち付き合ってるんだ」

シゲル「」

リラ「やだ//ボク恥ずかしいよサトシくん//」

シゲル「き、聞いてないぞ!」

サトシ「おかしいなあ?ナナミさんに伝えたのに」

シゲル「姉ちゃん…」

リラ「ねえ、そろそろ戻らないと」

サトシ「おうそうだな。じゃあなシゲルまた連絡する」

シゲル「あ、ああ…」

サトシ「リザードンそらをとぶ!」ビュウッ

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 21:39:56.02 ID:RBNVD0H10
キャッキャッ サトシクンチュウ

シゲル「…どういうことなの」

~ シゲルの家 ~

シゲル「姉ちゃん!どういうことだ!」

ナナミ「キャッ!いきなり何なの!」

シゲル「何じゃない!!サトシがリラさんと付き合ってるなんて聞いてないぞ!」

シゲル「それにバトルフロンティアに努めてるなんて…」

ナナミ「…そう…貴方サトシくんに会ったの…」

シゲル「そうだ…ヒッ!」ドゴン

ナナミ「だったら少しは恥ずかしいと思わないの!!!」

シゲル「な、何がだよ…」

41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 21:46:40.61 ID:RBNVD0H10
ナナミ「サトシくんはあんなすごい所に努めてるというのに!!あなたは何なの!」

シゲル「な、何がだよ!おじいちゃんの助手なんだから充分だろ!」

ナナミ「黙りなさい!!何が助手よ!日がな一日研究所でサボってるだけじゃない!」

シゲル「そ、それは…」

ナナミ「おじい様が現役ならそれでも何とかなったわ。でも今は引退してるのよ!」

ナナミ「無欲なおじい様は貯めた財産を捨てられたポケモン達の保護に回したから」

ナナミ「今はタマムシ大学の年金だけなのよ…それをあなたは!」

シゲル「そんなこと言っても…」

ナナミ「それにあなた研究の為だとか言っておじい様からもらったお金でスロットに行ってるでしょ!!」

シゲル「そ、それは息抜きであって…」

ナナミ「黙りなさい!!!もういいわ…仕事を見つけるまで帰ってこないで!!」

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 21:51:34.87 ID:RBNVD0H10
シゲル「…何だよ!!糞が!!」

シゲル「ちょっと充電期間なだけだろうが!!」

シゲル「…かと言ってこのままじゃ帰れないぞ…」

シゲル「…しょうがない…探すか」

~ バトルフロンティア ~

シゲル「だからここで雇ってくれよ!」

係員「ですから困ります」

シゲル「何でだよ!俺はオーキド博士の孫だぞ!」

シゲル「じゃあサトシを呼べ!」

係員「…分かりましたよ」

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 21:58:39.40 ID:RBNVD0H10
サトシ「何だと思ったらシゲルか?どうしたんだ?」

シゲル「頼む!サトシここで雇ってくれ!」

サトシ「ど、どうしたんだよ!いきなり…」

シゲル「頼むよ…」

サトシ「そ、それはエニシダさんが決めるから…」

リラ「無理ね」

シゲル「な、何を!」

リラ「君の経歴は見たよ。中々の物みたいだけど」

リラ「バトルフロンティアのリーダーになるには一度全ての施設をクリアしないといけないんだ」

リラ「だから君では無理なんだ」

シゲル「じゃ、じゃあ今から…」

リラ「…君はボクたちを舐めているのかい?帰ってくれ」

サトシ「り、リラ言い過ぎじゃ…」

リラ「サトシくんは黙っていて」

シゲル「…分かったよ」

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 22:04:40.18 ID:RBNVD0H10
シゲル「…フロンティアは無理だったか…じゃあ次は」

~~~~~

ワタル「…無理だね」

シゲル「そこを何とか!!」

ワタル「四天王はリーグ優勝経験者から選ばれるんだ」

ワタル「だから今の君では無理だ」

シゲル「じゃあ俺が四天王のひとりに勝ったら雇ってくれ!」

ワタル「そんな無茶な…」

キクコ「フェフェフェ…良いじゃないかい面白そうで」

ワタル「キクコさん!そんな勝手な…それに誰が」

シバ「ウwwッハwwww」

カンナ「…シバがするみたい」

ワタル「分かったよ…」

シゲル「やったぜ!」

61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 22:10:39.43 ID:RBNVD0H10
ワタル「使用ポケモンは一体、戦闘不能になった時点で終わりだ」

ワタル「では試合開始!」

シゲル「いけ!カメックス」ボン

カメックス「カメェ!」

シバ「ウwwwwハwwwww」ウハッ

カイリキー「リwwwキwwwww」

シゲル「カメックス!ハイドロポンプ!」

カメ「カァーーメーー」ドシュッ

シバ「ウwwウwwwハwwwwww」

カイリキー「ウwwwwwハwwww」ドギャゴンッ

カメ「か、カメエ…」ドンッ

シゲル「か、カメックス!」

ワタル「カメックス戦闘不能!カイリキーの勝ち!」

ワタル「よって勝者シバ!」

シバ「ウwwwwwwwwハwwwww!!!!!」

65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 22:15:45.08 ID:RBNVD0H10
シゲル「…四天王も駄目だったか…次だ!!」

~~~~~

タケシ「ジムリーダになるにはタマムシ大学でジムリーダ研修を受けたうえで」

タケシ「筆記、面接、実技の試験を通らないと駄目なんだ」

シゲル「大学…ボク小卒…」

タケシ「…残念だが」

タケシ「力になれなくてスマン…」

~~~~~

シゲル「い、いや…なにもバトルだけが全てじゃない!」

シゲル「普通の会社にでも入ろう」

75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 22:22:04.07 ID:RBNVD0H10
~ シルフカンパニー ~

「シゲル君…だっけ?君、マサラ小学校中退ってあるけど…これはどういう事ですか?」

シゲル「あ、あの、ポケモンマスターになりたくて、それでずっとポケモンと旅を…」ボソボソ

「あ~、聞こえないなぁ…」
「えっとね、君みたいに小学校中退って子、他にはいないんですよ」
「弊社の応募資格に学歴に関しての記述はないけど、小学校中退ってのねぇ…」
「ちょっと難しいと思うな

デボンコーポレーション
ショウソツハナア

~~~~~

シゲル「…」

シゲル「全滅…はは…」

シゲル「ボク今まで何をしていたんだろう…」

シゲル「同期のサトシはあんなにすごいのに…」

シゲル「もう死のうかな…」

82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 22:27:29.40 ID:RBNVD0H10
~ トキワの森 ~

シゲル「…この木にするか…」

シゲル「さようなr…」ザザッ

シゲル「な、なんだ…」

なんだかんだと聞かれたら
答えてあげるが世の情け
世界の破壊を防ぐため
世界の平和を守るため
愛と正義の悪を貫く
ラブリーチャーミーな仇

ムサシ「ムサシ!」

コジロウ「コジロウ!」

ムサシ「銀河をかけるロケット団の二人には」

コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」

ニャース「にゃーんてにゃ」

96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 22:34:26.66 ID:RBNVD0H10
シゲル「ろ、ロケット団!」

ムサシ「誰かと思ったらジャリボーイその2じゃん」

コジロウ「こんな森の中で何をやってるんだ…」

シゲル「ほっといてくれ!」

ムサシ「あんな死のうとしてたの?まー止めないけどね」

コジロウ「お、おい!ムサシそれは無いだろ」

ニャース「に、ニャーもそう思うニャ…」

ムサシ「だってどう生きるも死ぬも自由でしょ」

シゲル「…だったらほっといてくれ…」

ムサシ「…まあ良いんだけど!ここで死んだら大変だろうな虫ポケモンがぶんぶんよってきそう」

ムサシ「スピアーに卵産みつけられたりして!」

コジロウ「、ニャースゾオッ…」

シゲル「な、何だよ!!」

101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 22:41:31.22 ID:RBNVD0H10
シゲル「僕はもう終わりなんだよ!!仕事もなくて家も無い!」

シゲル「終わりなんだよ!!」

ムサシ「だっさー」

シゲル「何だと!!」

ムサシ「あんたさ…段ボール小屋に住んで雪で飢えを凌いだことあんの?」

ムサシ「金持ちの家を出ていきなり一人で生きなきゃなったことあんの?」

ムサシ「大都会で群れから外れて一人生きたことあんの?」

シゲル「そ、それは…」

ムサシ「まだ若いんだからなんとでもなるよ」

コジロウ「そうだぜ」

ニャース「そうだニャ」

シゲル「……もう少し…頑張ってみるか…」

108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 22:48:21.46 ID:RBNVD0H10
シゲル「ありがとう…ロケット団…」

ムサシ「へっ…行っちゃったか」

コジロウ「ムサシーー俺感動したよーーー」

ニャース「ミャーも感動したニャーーー」

ムサシ「ああああーーー恥ずかしいから黙ってな!!」

団員「ムサシ様、コジロウ様、ニャース様お探しいたしました」

団員「ご勝手にどこかに行かれては困ります」

ムサシ「ごめんごめん」

コジロウ「悪かった」

ニャース「帰るかニャ」

団員「貴方がた御三方は我々ロケット団の最高幹部なのですよ」

団員「もう少し自覚をお持ちください」

三人「やな感じ~~~」

126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 22:58:31.94 ID:RBNVD0H10
シゲル「姉ちゃん!!」土下座

ナナミ「シゲル!いきなり土下座なんてどうしたの!」

シゲル「俺が悪かった!これからは心を入れ替えた真面目になるよ!」

ナナミ「…もういいのよ。起きてシゲル」

シゲル「姉ちゃん…」

ナナミ「はい、これ」

シゲル「タマムシ大学予備学校入門届?」

ナナミ「おじい様のお手伝いをするなら大学は出ないと」

シゲル「姉ちゃん…」

ナナミ「頑張ってねニコッ」

シゲル「うん…」

140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 23:07:12.78 ID:RBNVD0H10
シゲル「ボクの番号あるかな…?あ、あった…」

ナナミ「おめでとうシゲル!」

サトシ「やったぜ!!シゲル!!」

タケシ「やったな!シゲル!」

オーキド「おおお…っおめ…でとう…フガフガ」

シゲル「ありがとう…皆…」

シゲル「僕はもう一度やり直すよ」

シゲル「そうしてお爺さんにも負けない研究者になる!」

154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/09(土) 23:19:00.54 ID:RBNVD0H10
~ 十数年後 ~

では最後の発表はタマムシ大学教授のシゲル博士にお願いします

ワーワー 

パチパチ ヒューヒュー ピッピカピ

ナナミ「ううっ…シゲル立派になって…」

タケシ「もうすぐだぞ」

カスミ「凄いわね」

ヒカリ「すごーーい」

サトシ「もうすぐだぜ!リラ」

リラ「ボク楽しみだよサトs…あなた//」

シゲル「では発表をはじめさせて貰います」

……………………

………………

…………

……

おわり