マミ 「いっけぇ!マクノシタ!」

  • 2020.04.02
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マミ 「いっけぇ!マクノシタ!」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 03:09:30.15 ID:fCtMZNXH0

マミ「あんっ、またやられちゃったわ」

まどか「マミさんはマクノシタ大好きですね」

マミ「ええ、黄色くてプクっとしてて可愛いでしょっ」

まどか「すっごくお似合いですよ。ティヒヒッ」

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 03:14:28.96 ID:fCtMZNXH0
マミ「そういえば鹿目さんのパートナーはだれなのかしら?」

まどか「私ですか?ウェヘヘ…私はハピナスです」

マミ「えーっと…あら、まだ図鑑にないわ」

まどか「ラッキーがなつくと進化してくれるんですよ」

まどか「コミュニケーション能力が必要なんです…ウェヒヒヒ」

マミ「…」

まどか「じゃあ、ミミロップって知ってますか?」

マミ「え…えっと…ごめんなさいまだ出てないの…」

まどか「ミミロップもミミロルがなつき度で進化するですよウェヘヒヒッ」

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 03:18:00.42 ID:fCtMZNXH0
マミ「そ…そうなの…」

まどか「じゃあじゃあ、ゴローニャって知ってますか?ゴローンの進化系です」

マミ「ええっ!ゴローンって進化するの?」

まどか「しますよ」

マミ「で…でも私のゴローンもうレベル86なのに…」

マミ「ど…どうして進化してくれないの…」

まどか「通信交換で進化するんですよ」

まどか「ウィヘヘヘヒヒッ…」

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 03:20:32.59 ID:fCtMZNXH0
マミ「つ…通信交換?ポケモンって一人用のゲームじゃないの…?」

まどか「いやぁ…」(ひどく下品な笑顔)

まどか「対戦したり、ポケモンを効果したりコミュニケーションとれますよ」

マミ「そう…なの…」

まどか「…」

まどか「マミさん」

マミ「なにかしら…」

まどか「私と通信、してみますか?」

マミ「鹿目さん…!」パァァ

12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 03:26:45.85 ID:fCtMZNXH0
マミ「ええっと…どうすれば…」

まどか「任天堂宛って封筒に書いて5千円送ると通信できますよ」

マミ「お金がかかるのね…。いまあったかしら…」

まどか「ウェフッ…嘘ですよ、マミさん。お金なんていりませんよ」

マミ「そ…そうなの?」カァァ

まどか「必要なのは、お友達だけです」

マミ「鹿目さん…///」

まどか「じゃあポケモンセンターの二階から通信ルームに入ってください」

マミ「ええ(に…2階があったのね…)」

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 03:34:49.79 ID:fCtMZNXH0
よーし!こうかんだね!ちょっとまってて!

まどか「マミさんはゴローンを私に渡してください」

マミ「ええっ、この子をあげるの…?」

まどか「進化のために必要なんです。すぐ返しますよ」

マミ「わ…わかったわ…」

まどか「それじゃあ私はこのサマヨールを渡しますね」

マミ「か…かわいい…!」

まどか「ウェヒヒ」

てってってってってってってってーん

ばいばい!ゴローン!

マミ「ばいばい…ゴローン…」ウルウル

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 03:41:17.70 ID:fCtMZNXH0
サマヨールがやってきた!

マミ「まんまるくて可愛い…//」

おや?サマヨールのようすが…!

マミ「えっ!?」

おめでとう!サマヨールはヨノワールにしんかした!

マミ「え…えっ…?」ワタワタ

まどか「マミさんどうかしましたか?」

マミ「えっ!?な、なんでもないわよ!」

マミ(ど…どうしよう…鹿目さんのサマヨールが勝手に進化しちゃった…)

マミ(私のせいなのかしら…うう…怒るかなぁ鹿目さん…)プルプル

まどか「やっぱり自分で育てたポケモンって愛着がわきますよねぇ。ティヒ」

マミ「そ、そうね!うん!」ガクガク

マミ(どうしようーっ!!)

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 03:47:30.74 ID:fCtMZNXH0
まどか「じゃあ、ゴローニャに進化したしもう一回通信しましょうか」

マミ「ひっ!?」ビクゥッ

まどか「どうかしましたか?」

マミ「そ…そうね…それじゃあ私はなにを渡そ…

まどか「いえ、さっきのヨノワールを返してもらえたら結構ですよぉ」ニタァ

マミ「ひ…ひぃぃ…」ジワァ

まどか「マミさん?」

マミ「ちょ…ちょっとお腹の調子が…!」ダッ

まどか「…」

まどか「DS置きっぱなしで行っちゃった。そんなに焦っちゃったんだね」

まどか「ウェヒヒッ…やっぱりマミさんかわいいなぁ」

ピコピコ

まどか「DSが手汗でグッショリだよぉ。しっかりヨノワールに進化してる…ティヒッ」

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 03:57:17.81 ID:fCtMZNXH0
まどか「そういえば私さっきヨノワールって言っちゃった」

まどか「でもそれに気付いてないマミさんもかわいいなぁ…よっぽどテンパってたんだね」

スタスタスタ…

まどか「あ、戻ってきたかな?」

ガチャッ

マミ「鹿目…さん…」ズゥゥン

まどか「マミさん、私のサマヨールが」

マミ「ほんっ…とうにごめんなさい!」ガバッ

まどか「わあっ…!」

マミ「私…ポケモンのことなんにも知らなくて…よくわからないまま…うっ」

マミ「そしたら…ぐすっ…サマヨールが…しんかしたって…うっ…サマヨールが…」

まどか「マミさん…」

マミ「ごめんなざいっ!ゆるじで…ううっ…ごめんなざぃぃぃ…」ウワァァァァァン

まどか(マジ泣きしちゃった…)

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 04:02:08.42 ID:fCtMZNXH0
マミ「うっ…ひっく…うう…」

まどか「マミさん」

マミ「ひっ…」ビクッ

まどか「大丈夫ですよ。私、全然怒ってないです…」ギュッ

マミ「鹿目さん…」ウルウル

まどか「ウェヘヘ…」ムニムニ

まどか(役得役得…ウェヘヘヘ)

マミ「でもどうしてサマヨールは
進化しちゃったのかしら…」

まどか「私もよくわかんないですけど…もしかしたら私の不注意だったかもしれません」

マミ「そっ…そんな…!鹿目さんは悪くないわ!」

まどか「ありがとうございます…」

まどか(10:0で私なんだけどね)

37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 04:10:21.59 ID:fCtMZNXH0
まどか「交換も終わったし、一休みしましょうか」

マミ「そ…そうね。ごめんなさい、私のせいでこんなことになってしまって…」

まどか「えっ、い…いえ、全然気にしてないですよ。ウェヘヘヘ…」

マミ「私…要領が悪くて…気も効かなくて…」

まどか「ま…マミさん?」

マミ「謝っても謝りきれないわね…」ジワ

まどか「そんなことないですよ?全然大丈夫ですから」

マミ「こんなことで許して貰えるかわからないけど…一生懸命ケーキを焼くわ」

マミ「おいしい紅茶も用意する!」

マミ「言葉で返しきれない分、気持ちをモノに変えて鹿目さんにごちそうするわ…」

まどか「あ…あの…」

マミ「まっててね、鹿目さん!」

まどか「は…はい…」

39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 04:16:07.08 ID:fCtMZNXH0
まどか「えっと…あの…お手伝い出来ることは…」

マミ「大丈夫…私がぜんぶ…頑張るから…!」コネコネ

まどか「…」

マミ「ちょっとそこのバターを取っ…

マミ「なんでもないわ!自分で…自分で…」

まどか「あう…」ソワソワ

マミ「これでよし…次は…」

まどか(健気すぎるよ…不憫だよぉ…絶対男の子になんかあげない…)

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 04:22:33.66 ID:fCtMZNXH0
チ-ン‼

マミ「よいしょ…っと」

まどか(んんん…手持ち無沙汰…)

マミ「中は…うん、ちゃんと火も通ってる…」

まどか(願い事マミさんと結婚とかでいいかなもう)

マミ「鹿目さん!」

まどか(生やしちゃおうかな…それってできるのかな…?)

マミ「鹿目さん…?」

まどか「わひっ!はい!なんですか?」

マミ「遅くなっちゃってごめんなさい…できあがりです…」スッ

テッテレー

まどか「うわあ!すごいですマミさん!お店のケーキみたい!」

マミ「そ…そうかしら…///」

まどか「そうですよ!おいしそう…!」キラキラ

41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/04(金) 04:30:34.84 ID:fCtMZNXH0
マミ「鹿目さんにそう言ってもらえるなんて…すごくうれしいわ…」ウル

まどか「もうマミさんたらまた…大袈裟ですよー!」

マミ「ごめんなさい…。えへへ…」

マミ「誰かのために何かを作るのがこんなに楽しいなんて…」

まどか「…」ソワソワ

マミ「うれしいな…誰かに喜んでもらえるって…」

まどか「…」プルプル

まどか「マミさんだぁいすき!!」ギュムッ

マミ「きゃっ!?」

まどか「私マミさんみたいな先輩と会えてすごく良かったと思ってます」

マミ「鹿目さん…うん、私も同じ…」

まどか「ケーキ、一緒に食べましょっか」

マミ「うん!」

おしまい