キルリア♂ 「ぼくは・・・サーナイト・・・になろうかなあ・・・」
- 2020.04.01
- SS
キルリア♀「私、おっきくなったらエルレイドになるの!」
キルリア♂「へぇー・・・」
キルリア♀「♂はなにになるの?」
キルリア♂「ぼくは・・・サーナイト・・・になろうかなあ・・・」
キルリア♀「おっもしろくないの! エルレイドのほうがず~~~~~っとかっこいいのに!」
キルリア♂「でも・・・僕・・・あんなふうに強くないし・・・」
キルリア♀「つまんない!じゃあ私一人でかっこいいエルレイドになるもん!」
キルリア♂「・・・僕も、立派なサーナイトになるよ」
エルレイド「・・・ん、今日も来たか」
キルリア♀「今日もエルレイドさんみたいにつよくしてくださいっ!」
エルレイド「そうだな・・・今日教える技はな、てだすけだ」
キルリア♀「え~~~!!またつまらないの!エルレイドさんみたいにかっこいい技教えてよお!」
エルレイド「ダメだな。立派なエルレイドたるもの、基礎を整えなくては何も始まらない」
キルリア♂「僕も・・・その通りだと思うなあ」
キルリア♀「♂っ!あなたはサーナイトになりたいんでしょ!口出さないで!」
キルリア♂「いや・・・絶対その通りだと思う・・・」
キルリア♀「・・・・わかった。エルレイドさん、てだすけおしえて」
エルレイド「よし・・・まずはな・・・」
ドゴォッ!
ハリテヤマ「」
キルリア♀「はあ~~、エルレイドさんかっこいいなあ。あんな大きなポケモン相手でも簡単に倒しちゃうもん」
キルリア♂「・・・そうだね」
ゾワッ
キルリア♀「ひっ!!なにあれ!?」
キルリア♂「・・・ヨノワールだ」
キルリア♀「お、お化け・・・!?わわ・・・」
ヨノワール「ウヒヒヒ、子供二匹連れ去ろうかと思ったら余計なのがくっついてたか。さて、この手のポケモンの扱いはこうだ」
ヨノワール の おにび!
エルレイド「・・・」
エルレイド は マジックコート で おにび を 跳ね返した!
ヨノワール「あつっ!あつつっつつつつ!!!!」
キルリア♂「・・・すごい」
キルリア♀「やったあ!!」
やせい の ヨノワール は にげだした !
エルレイド「・・・大丈夫か」
キルリア♀「すごい!かっこいい!!エルレイドさん!」
キルリア♂「・・・はい。ありがとうございました」
キルリア♀「わたし、絶対エルレイドになる・・・」
キルリア♀「えいっ!えいっ!えいっ!」
キルリア♂「・・・もうやめたほうがいいよ」
キルリア♀「いいのっ!こうして、ふんっ!木に毎日頭突きしてっ!強くなるの!」
キルリア♂「・・・頭、痛めないようにね」
ガサッ!
エイパム「うるせえ!寝れないじゃねえか!頭突きならよそでやってくれ!」
キルリア♀「ひっ!ご、ごめんなさい・・・」
エイパム「ん?あんたメスかい?なんで頭突きなんて覚えてるんだい?」
キルリア♀「そうですよ!こうして鍛えてるんです!」
エイパム「え?一体なんのために?」
キルリア♀「なんのためって、エルレイドになるためですよ!!!」
エイパム「・・・ぷっ」
キルリア♂「・・・・!!」
キルリア♀「な、なにがおかしいの!?」
エイパム「こいつは傑作だ。ヒーーッヒッヒッヒ、こりゃおかしい。お嬢ちゃん、おっきくなるときに恥かかないように言っとくがな、エルレイドはオスしかなれねえんだよ!ぷ、ぷひひひひひひひひ」
キルリア♀「・・・・っ!?」
キルリア♂「・・・・・」
エイパム「プヒヒヒヒ、おっと、恨むんじゃねえぞ、逆に感謝してほしいくらいだぜお嬢ちゃん!」
キルリア♂「あっ・・・」
エイパム「追いかけてやったほうがいいぜー。彼女相当傷ついてるみたいだからな」
キルリア♂「・・・・」ジッ
エイパム「おーおー怖い怖い。じゃあ俺は御暇させて頂きますか」
キルリア♂「・・・・」 ダッ!
エイパム「フフフ・・・フヒャヒャヒャヒャ!!」
エイパム「ここまで計画通りだな・・・」
キルリア♀「ひぐ・・・えっぐ・・・」 とぼ・・・とぼ・・・
エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!エルレイドはオスしかなれねえんだよ!
キルリア♀「うわああああああああああああああああん!!!!」
ヨマワル「おっとーこんな夜更けに可愛い泣き声!」
ジュペッタ「おい、茶番はナシだぜ」
キルリア♀「ひっ!?お、おばけ!?」
ヨノワール「お嬢ちゃん、久しぶり」
ヨノワール「覚えてるかい、おっとー、抵抗しないほうがいいぜ」
キルリア♀「こ・・・んのォ!!!」
キルリア の ずつき !
ヨノワール には 効果が無いみたいだ・・・・
ヨノワール「残念、ノーマルタイプの技は効かないんだ」
エイパム「ヒヒヒ、そういうこと」
キルリア♀「あ、あのときのエイパム!」
ゾロアーク の イリュージョン が とけた!
ゾロアーク「ヒッヒッヒッヒ、まんまとはまってくれた」
ヨノワール「さああ~~~~てあのエルレイド・・・可愛がってるキルリアちゃん達が死んだら・・・ど~~~~~~~う思うかなァ~~~~~!?ヒャッヒャッヒャッヒャ!」
キルリア♀「・・・達・・・!?」
ゾロアーク「そろそろ来るはずだぜー、お、来たきた」
キルリア♂「・・・・・・」
キルリア♂ の れいとうパンチ!
ヨマワル は たおれた !
ジュペッタ「こ、このガキ・・・!」
キルリア♂ は くろい てっきゅう を なげつけた!
こうか は ばつぐんだ!
ジュペッタ は たおれた!
ゾロアーク「ぶっ殺してやる!!」
キルリア♀「♂ッ!危ない!」
キルリア♀ の フラッシュ!
ゾロアーク の 命中率 が 下がった!
ゾロアーク「おわっ!?」
ゾロアーク の ナイトバースト!
しかし ゾロアークの こうげき は 外れた!
キルリア♂ の おんがえし!
ゾロアーク は たおれた!
ヨノワール「この・・・糞ガキィ!!!」
ヨノワール の シャドークロー!
こうかはばつぐんだ!
キルリア♂はきあいのタスキでもちこたえた!
キルリア♂「♀・・・頼む」
キルリア♀「・・・」コクッ
キルリア♀ の てだすけ !
キルリア♀ は キルリア♂ を てだすけする たいせいに はいった!
キルリア♂ の しねんのずつき!
ヨノワール は たおれた!
キルリア♀「♂・・・ありがとう・・・」
キルリア♂「さあ、帰ろう・・・」
キルリア♀「・・・・」
キルリア♂「ほら、手」
キルリア♀「・・・うん」
キルリア♂「行こうか」
キルリア♀「あ・・・待って」
キルリア♀ の フラッシュ !
キルリア♀「暗いから、こうして帰ろう」
キルリア♂「・・・うん、ありがとう」
キルリア♀「・・・ひぐっ」
キルリア♂「どうしたの、もう大丈夫だよ」
キルリア♀「だって、エルレイドに・・・なれないって・・・」
キルリア♂「・・・・」
ポトッ
キルリア♂「!・・・・雪だ」
キルリア♀「うわああああん!!」
キルリア♂ の マジカルリーフ !
マジカルリーフは木の形となり、フラッシュが木を照らしている
キルリア♂「・・・ほら、クリスマスツリー」
キルリア♀「・・・・・ひぐっ」
キルリア♂「元気出して」
キルリア♀「・・・綺麗・・・」
キルリア♂「♀・・・」
キルリア♀「どうしたの?」
キルリア♂「大事な話があるんだ」
キルリア♀「・・・・?どうしたの?」
キルリア♀「・・・!?そ、そんな突然、どうしたの!?」
キルリア♂「いいんだ。前から決めていたことだから」
キルリア♀「やめてよ!一緒にいようよ!ずっと!ずっと・・・!」
キルリア♂「・・・ダメだよ。ずっと前から行こうと思ってたんだ」
キルリア♀「そっか・・・♂・・・変なところで意地っ張りだから、絶対変えないよね・・・。♂のことは一番わかってる。・・・応援するよ!」
キルリア♂「・・・ありがとう。最後に会えてよかった・・・じゃあ、エルレイドさんにもよろしく」
キルリア♂の姿が遠くなっていく
キルリア♀「ひぐっ・・・ひどいよ・・・いきなり・・・さよならだなんて・・・」
キルリア♀「グスッ・・・・・スゥーーッ・・・♂ぅぅ!!!!私っ!!!いつか!!♂に負けないくらい立派で!かっこいい!サーナイトになるから!!!♂もっっ!!!誰にも負けないエルレイドになってね!!!!誰にも!誰にも!!!」
キルリア♀「約束だよーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!」
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?????「サーナイト!!サイコキネシスだ!!」
???「・・・・・強いな
それでこそ 心躍る!」
???「行けッ!!エルレイド!!れいとうパンチ!!!」
おしまい
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