あかり 「存在感を放つポケモン……?」
- 2020.04.20
- SS
あかり「わぁいポケモンbw2、あかりポケモンbw2大好き」
あかり「まだ殿堂入りしてないし、続きやろうっと」
ちなつ「あかりちゃんまだ殿堂入りしてないの?」
京子「ちなちゅー、四天王勝てないよー」
ちなつ「知りません!」
結衣「3Vかよ……」ピコピコ
…
あかり「あれ?道にポケモンがいるよぉ」
『いま あなたの めのまえで そんざいかんを はなつ』
『そのポケモンのなはテラキオン!』
あかり「!?」
あかり(よく分からないけど、すっごく羨ましいよぉ)
京子「お、テラキオンじゃん」
京子「それ強いから結構役にたつぜ!」
あかり「そうなんだ。それじゃ、さっそく捕まえようっと」
ちなつ「あ、そのポケモン捕まえないほうがいいって結衣先輩が言ってましたよ」
あかり「どうして?」
ちなつ「厳選がどうとか言ってましたけど……」
京子「ちょっと結衣ー、先に言ってよー。捕まえちゃったじゃんかー」
結衣「悪かったな……おっ4V性格一致ktkr」ピコピコ
…
あかり「やっと殿堂入りできたよぉ」
京子「遅いぞあかり。まだまだだな!」
ちなつ「京子先輩も大差ないじゃないですか……」
あかり(やっぱりあのテラキオンっていうポケモンさんが気になるよぉ)
あかり「ねえ、結衣ちゃん」
結衣「ん、どうしたあかり?」左右左右
あかり「テラキオンってポケモンさん捕まえないほうがいいって言ってたって聞いたんだけど……」
結衣「あぁ……」左右左右
あかり「どうして捕まえないほうがいいの?」
あかり「うん」
結衣「あかりはマスボ……マスターボール持ってる?」左右左右
あかり「持ってるよぉ」
結衣「それを使って性格が陽気で攻撃135素早さ127のテラキオンを捕まえてごらん」左右左右
あかり「んん?それはどうやってやるの?」
結衣「テラキオンの前でレポートを書いて、それが出るまで繰り返すんだ」タマゴノヨウスガ…
あかり「分かったよぉ」
結衣「それと、捕まえたらそのポケモンはすぐにボックスに送りなよ」ジャッジー
結衣「他のポケモンと戦わせたりしないように」
あかり「分かったよぉ」
あかり「あ、攻撃135が出たよぉ」
あかり「でもこの子性格が生意気だ……」
あかり「もう一回……」ブチッ
京子「おー、あかりもついにテラキオン捕まえるのかー」
あかり「そうだよぉ」ピコピコ
京子「お、マスターボール使うのか」
あかり「結衣ちゃんにやり方を聞いたんだぁ」
あかり「この子は真面目かぁ……」ブチッ
京子「え、何で捕まえたのに切っちゃうんだ?」
京子「えー結衣ー、どういうことー?」
結衣「そうした方が強くなるんだよ」ピコピコ
結衣「あと言い忘れてたけど先頭を特性がシンクロで性格が陽気のポケモンにするといいよ」
あかり「わかったよぉ」
京子「私にも教えてよー」
結衣「京子には私のポケモンあげるからいいだろ」ピコピコ
京子「ぶー、結衣のケチー」
京子「って結衣は何でずっとバスラオ倒してんの?」
結衣「こうすると強くなるんだよ」ピコピコ
京子「へー、そうなのかー」
ちなつ「やりません!」
京子「今日なんか皆冷たいぞー」
あかり「そんなことないよぉ」ピコピコ
あかり「あ、あかりのエーフィさん陽気だぁ」ピコピコ
結衣「そうだよ。いつもと変わらない」ピコピコ
京子「二人ともゲーム画面しか見てないし……」
ちなつ「しょうがないですね……バトルでもしますか?」
京子「ちなちゅ優しいー!」ダキッ
ちなつ「抱きつかないでください!」
きょうこは メタグロスを くりだした!
チーナは エルフーンを くりだした!
エルフーンの コットンガード!
ぼうぎょがぐぐーんとあがった!
メタグロスのコメットパンチ!
京子「全然くらわないじゃん!」
ちなつ「……」ニヤニヤ
京子「何エルフーンとか……強すぎ……」ガクッ
ちなつ「別に対策すればどうということないです」ドヤァ
…
あかり「あ、やっと性格陽気で攻撃135素早さ127のテラキオンが捕まったよぉ」
結衣「それじゃ、そいつを育てるんだけど……」
結衣「あかりは3値について知ってる?」
あかり「産地?」
結衣「産地じゃなくて3値だよ」
あかり「聞いたことないよぉ」
あかり「だったらあかりも知りたいよぉ」
結衣「けど、これを知ったらもう後戻りはできなくなる……」
あかり「えっ?」
結衣「ストーリーがただの作業に思えるようになるかもしれない……」
結衣「はたまたニワカのポケモン談義にイライラするかもしれない……」
結衣「それでも、あかりはそのポケモンを強くしたい?」
あかり「……」
あかり「うん。強くしたい」
あかり「だからこそ、あかりはこのポケモンを育てたいんだ」
結衣「そうか、あかりがそう決めたなら私は何も言わないよ」
あかり「ありがとう、結衣ちゃん」
結衣「それで3値って言うのは……」
…
京子「何なのレパルダスとか……」ガクッ
ちなつ「対策すればどうということないです」ドヤァ
~夏休み明けの通学路~
櫻子「みんなと会うのも久しぶりだなー」
向日葵「夏休みの間、全く会わなかったですからね」
櫻子「どっかのおっぱいの相手してたせいだよー」
向日葵「あなたが毎日私の家に来てたんでしょう」
櫻子「そ、それは向日葵が来て欲しそうにしてたから」
櫻子「この櫻子様がわざわざ行ってあげただけだし!」
向日葵「来て欲しいなんて1ミリも思ってませんでしたわ」
櫻子「何だと!こっちは毎日行きたくってしょうがなかったのに!!」
向日葵「え……///」カアァ
櫻子「あ……///」カアァ
櫻子「もういい!向日葵なんて知るか!」ダッ
向日葵「ま、待ちなさい櫻子!」ダッ
向日葵「はぁはぁ……櫻子のせいで無駄に疲れましたわ……」ゼェゼェ
櫻子「おっぱい重いから疲れるんだよ!おっぱい減らせ!」
向日葵「無理ですわよ……」
ガララッ
櫻子「みんなー!おっはよー!」
向日葵「おはようございますわ……」
ちなつ「さ、櫻子ちゃんに向日葵ちゃん。おはよう」
あかり「おはよう……」デブーン
櫻子「!?」
向日葵「!?」
向日葵(いったいどうしたのかしら……)
櫻子「あれー?あかりちゃん太った?」
向日葵(こ、このバカ櫻子はデリカシー無さ過ぎですわ!)
櫻子「それに前より暗くない?」
あかり「……」ブツブツ
ちなつ「あ、あはは……」
向日葵「よ、吉川さん?少しいいですか」
ちなつ「うん……」
ちなつ「……」
ちなつ「夏休み始めたころに、みんなでポケモンをやってたんだ」
向日葵「ぽ、ポケモンですの?」
ちなつ「そう」
ちなつ「その時に結衣先輩からポケモンの3値というものを聞いたらしいんだ」
ちなつ「その日からかな……あんな廃人になっちゃったのは」
向日葵「そうでしたの……」
向日葵(ポケモンって怖いですわ……)
向日葵(櫻子にはやらせないようにしましょう)
ちなつ「あ、あかりちゃん。娯楽部行こう?」
あかり「うん……」ピコピコ
向日葵(早くもDSをしてますわ……)
櫻子「あかりちゃん、何やってんの?」
向日葵(ま、まずいですわ!)
向日葵「さ、櫻子!今日はプリンを作ってキマシタワ!」
向日葵「生徒会室に行って食べましょう?」
櫻子「プリン!?やったー!!」
向日葵(せ、セーフですわ……)
あかり「……」ピコピコ
結衣(これは流石に私でも引くわぁ)
ちなつ(ずっと静かで怖いです……)
京子(……)
京子「結衣とちなつちゃん、少し話あるんだけどいい?」
…
京子「あかりをあのままにしておくのは良くないと思うんだ」
結衣「それはそうだけど……」
ちなつ「いったいどうするんですか?」
京子「だからポケモンで勝てばいいと思うんだ」
京子「もうポケモンやりたくない、と思うような勝ち方でさ」
結衣「そうかもしれないな……」
結衣「ポケモン廃人は負けを嫌うからね」
ちなつ「それでしたら私が対戦して来ましょうか?」
結衣「いや、ちなつちゃんの戦法は対策されたら簡単に負けちゃう」
結衣「ここは私が行くよ」
京子「いや……」
京子「ここは私が対戦する」
京子「弱い私だからこそいいんだって」
京子「負けたときのダメージが一番大きいでしょ?」
結衣「バカいうな!素人と廃人の差は簡単に縮められるものじゃないんだぞ!」
京子「そんなことない!」
京子「私は勝つよ、元のあかりを取り戻すためにも!」
ちなつ「京子先輩……」
結衣「……」
結衣「分かったよ、京子」
結衣「その代わり、必ず勝てよ!」
京子「任せときなって!」
京子「おう!」
あかり「……」ブツブツ
結衣「それじゃ……バトル開始!」
きょうこはカイリューをくりだした!
あかりはマニューラをくりだした!
ちなつ(初手から不利です……)
結衣(いや……これは……)
あかり(猫騙しでマルチスケイルを潰すか……)
あかり(もし夢でなくともこのマニューラは襷持ち……)
あかり(一回の攻撃なら必ず耐える……!)
あかり(ククク……完璧だよ……)
マニューラのねこだまし!
マニューラはゴツゴツメットでダメージをうけた!
あかり「!?」
マニューラは倒れた!
あかり「は……!?」
あかり(……これだから初心者は……)
あかり(カイリューにゴツメとかバカ丸出し……!)
あかり(それに特性がどうであれマニュ対面じゃ退くだろ……!)
京子「やったぜー!」」
あかり「チッ……」
ちなつ(あ、あかりちゃんが舌打ち……)
結衣(結構怖いな……)
あかりはスイクンをくりだした!
スイクンのれいとうビーム!
カイリューは倒れた!
京子「くそーカイリューやられたー」
あかり(クラウンスイクンより遅いカイリューとかどんな性格と個体値なんだよ……)ハァ
京子「それじゃ……こいつだ!」
きょうこはヌオーをくりだした!
あかり(ヌオーか……)
あかり(退けないしここは零度当てにいくしかないか……)
しかしこうげきははずれた!
ヌオーのどくどく!
スイクンはもうどくになった!
あかり(結構痛いな……)
あかり(だけどヌオーにも有効打はないはず)
あかり(それに零度当てれば問題はない)
ヌオーのまもる!
あかり「!」
ヌオーはこうげきからみをまもった!
スイクンはどくのダメージをうけている!
あかり(クソッ……)
あかり(零度のPPは削られるしダメージ増えるし……)
あかり(うざい……)
スイクンのぜったいれいど!
いちげきひっさつ!
ヌオーはたおれた!
あかり「よっしゃああああああああああああああああああ!!」
ちな結衣「!?」
あかり(これであと一匹……!)
きょうこはバイバニラをくりだした!
あかり(か……)
あかり「勝った……!」
ちな結衣「!?」
京子「……」
バイバニラのぜったいれいど!
しかしこうげきははずれた!
あかり(よし……!)
スイクンのねっとう!
ちなつ(アイスクリームに熱湯……)
バイバニラのぜったいれいど!
いちげきひっさつ!
スイクンはたおれた!
あかり「まあいい……」
あかり「行くよ、これがあかりの切り札!」
あかりはテラキオンをくりだした!
結衣(バイバニラのテラキオンに対する有効手段は水の波動程度……)
結衣(それでも落とせるか怪しい……)
結衣(逆にテラキオンの攻撃はバイバニラじゃ耐えられない……!)
結衣(バイバニラがこだわりスカーフを持ってて絶対零度を当てたりしないかぎり勝てない……!)
京子(そうだと思う?)
結衣(そうだよ。あと脳内に乗り込んでくるなよ)
京子(まあまあ見てなって)
ゴッゴッ
バイバニラはせんせいのツメでこうどうがはやくなった!
あかちな結衣「!?」
いちげきひっさつ!
テラキオンはたおれた!
あかり「……は?」
あかり「はあああああああああああああああああああ??」
ちなつ「か……勝った……?」
京子「よっしゃあああああ!」
結衣「まさか本当に勝つとは……」
あかり「こんなのただの運じゃねえか……」
あかり「こんなの負けたうちに入らない!」
結衣「いや、あかりの負けだよ」
ちなつ「そうですよ。あかりちゃんの負けです」
京子「いえーい!」
あかり「そんな……」
あかり「あかりの……負け……?」ドサッ
…
あかり「……ぅ……ん……」
あかり「あれ……ここ……あかりの家……?」
京子「あかり!目が覚めたのか!」
あかり「え……京子ちゃんどうしたの……?」
京子「あかりはポケモンバトルに負けて倒れたんだ」
あかり「ポケモン……?」
京子「あかりはポケモンに侵食されかけてたんだ」
あかり「んん?どういうこと??」
京子「ポケモンに魅了されて、危うくポケモン廃人になりかけてたんだよ」
あかり「ポケモンって聞いたらやりたくなってきちゃったなぁ」
京子「!?」
あかり「京子ちゃんも一緒にやろうよぉ」
京子「あかり!ポケモンは駄目だ!」
あかり「どうして?」
あかり「あかり、京子ちゃんとフィーリングチェックしたいよぉ」
あかり「それにミュージカルもやりたいなぁ」
あかり「そうだ、皆も呼んでフェスミッションもやろうよ」
京子「あ、あかり……」
京子「それもポケモンの遊び方だよな……!」
あかり「??」
京子ちゃんの言ってることはよく分からなかった。
その後、結衣ちゃんとちなつちゃんを呼んでポケモンをした。
皆とフィーリングチェックをやったし、フェスミッションもした。
それに皆のポケモンを交換し合った。
結衣ちゃんは色違いのポケモンをたくさん持ってて凄かった。
今日も皆と楽しく遊べて、とってもいい日でした。
このSSはあかりによって呪われているんだよぉ
最後まで読んだあなたは明日になると存在感が完全になくなるんだよぉ
呪いを解いて欲しければあなたの持っているテラキオンのNNをあかりorアッカリンに変更するんだよぉ
そのテラキオンはフレ戦でたくさん使おうね♪
これであかりの存在感が……ふふっ……
おわり
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